ワクチン接種事業の中止？ ないない。国民が自分達でフェードアウトしていくしか

新型コロナワクチンについては、当初から「安全性に問題があるのではないか？」「接種はやめた方がいい」と発信する人が少なくなかった。

もう一歩進んで、ワクチン接種事業自体を中止するよう国に求める声も、最近は増えてきた。

だが、はっきり言って、接種事業自体が中止されることはありえない。接種が中止になるとは、普通に考えれば、以下のどちらかが起きたときだろう。

①　コロナが撲滅されたのでワクチンは不要になりました、だから中止という場合。中止よりは終了と言うべきか。ただし実際は、コロナが撲滅されることはありえない。

②　安全性の観点から何らかの不都合が見つかった場合。要は「ワクチンは危険でした」と国が認めたときだ。

だが、現実的には②も考えられない。これだけ安全を謳い、これだけ多くの人が接種したワクチンが、「やっぱ安全性に問題がありました」では国民の怒りが爆発する。それこそ、日本がひっくり返るほどの事態になると思う。

ここまで来て今さら引き返すことは不可能だ。国が、いくらワクチンの危険性を認識したとしても、接種事業を中止することはない。

だから、われわれ国民が「もう接種しなくていいや」とフェードアウトし、制度を実質的に骨抜きにしていかないと終わりは訪れない。「安全性に問題が見つかれば、ちゃんと国が情報発信したうえで中止するだろう」なんて考えるのは、呑気を通り越してただの馬鹿だ。