暖房しつつ換気のために窓全開。アホちゃう？ ていうか電気を無駄にするな

底が破れたバケツで懸命に水を汲んでいる人がいたら、100人中100人が「こいつアホやな～」と感じるだろう。ところが、そのアホなことが実際に行われているのだから、日本人のアホさもここに極まれりである。

知り合いの学校職員に聞いた話だが、その学校では新型コロナ対策として、換気のために冬でも窓全開にしているそうだ。それでいて暖房は30℃！という、電力会社が卒倒しそうな温度設定でかけているという。

暖房をガンガンかけつつ、窓は全開。底の破れたバケツで水を汲んでいるのと同じ構図である。

なお、暖房を何度に設定したって、窓が全開なのだから部屋が温まるはずもない。生徒は寒さでブルブル震えている。コロナ対策での換気とか言ってるが、真冬に窓全開にする方が、よっぽど身体に悪いと思うのだが。馬鹿の世界チャンピオン級の学校だ。

身体に悪いだけでなく、すさまじい電気の無駄でもある。電力需要が逼迫しており、国民に対して節電協力のお願いがされているのは知っているだろう。まあ、エネルギー政策を「お願い」で済ますのは、もはや政策とは言えないと思うけど…。

話が少し脱線した。とにかく、賢い人間を育て上げるための学校という場所で、こんな馬鹿なことをやっているのだから呆れる。生徒達には、反面教師として活用してもらうしかない。