「無症状感染していて誰かにうつしたら責任を感じませんか?」。感じませんけど
新型コロナで一躍有名(?)になった概念が、無症状感染というやつである。
俺などは、多くの人間が共同して社会生活を送る以上、うつす・うつされるは不可避であって仕方ない、致死率がべらぼうに高くなければ許容すべきと思っている。
しかし、コロナ脳どもは誰かにうつすことを、まるで犯罪のように考えているフシがある。
咳や喉の痛みなど風邪症状がある人(有症状者)だけが、マスクや外出自粛などの感染対策をすればよい。そういった意見に対して、コロナ脳は以下のような意見を持ち出し、無症状であっても感染対策を徹底すべきと訴える。
あなたが無症状感染していて、誰かにうつしたとします。もしその人が亡くなったら、責任のひとつも感じませんか?
責任? 感じませんけど。
無症状感染=元気なのだから、「やっべ誰かにうつしたかも」という認識自体をそもそも持てないはずだ。それでは責任の感じようがないと思うのだが。
それはともかく、無症状者が他人にうつす可能性うんぬんを言い始めたら、感染防止策は「全員が」「永遠に」続けなければならない。コロナウイルスが滅亡することはありえないからだ。コロナ脳どもは、それを理解して言っているのだろうか?
もっと突き詰めると、「俺は実は無症状感染していて、今日外に出たときに誰かにうつして殺したかもしれない…」と毎日思いながら生きていけという話になる。馬鹿馬鹿しい。コロナ脳だけで勝手に懺悔でもなんでもやってろ。