東京都知事、アメリカ大使公邸での催しにノーマスク出席。都民にはさんざん「お願い」してきたくせに
東京都知事の小池百合子氏といえば、都民に対してコロナ感染防止の「お願い」をしまくってきたお方だ。
マスク着用や三密の回避。また、お願いレベルにとどまらず、飲食店の営業時間短縮命令なども行なってきた(グローバルダイニングという飲食チェーンへの時短命令は違法という判決が出たが)。
これだけ都民に対してお願いをしているからには、自らが模範となるべきだ。他人にはあーだこーだ言っておいて、自分は感染対策やりませんでは筋が通らないし、説得力もない。
ところが。
小池氏は10月に開かれたアメリカ大使公邸でのレセプションで、堂々とノーマスクで出席している。室内・密・会話がある状態だ。アメリカ側を含め、出席者はみんなノーマスクである。関係者が楽しそうにしている写真を、小池氏自身がTwitterでアップしていた。
学校では、子ども達がマスクや黙食といった不自由な状況を強いられている。小池氏は間違いなく、そうした状況を作り出した一人である。それなのに、当の本人がこれでいいのか。
小池氏に問いたい。コロナ騒動で苦しむ子ども達に、胸を張って写真を見せられるのか?
小池氏だけではなく岸田首相もそうだが、なぜ海外の要人と会うときはノーマスクなんだ? 海外の要人がいる場面では、新型コロナに感染しない謎設定でもあるのか? 同じ日本国内で、相手によってマスク着用する・しないを変える。意味不明だ。
はっきり言って俺は、マスク着用自体には賛成できない。しかし小池氏がアメリカ側に、「ここは日本です! 日本全体で感染防止対策に取り組んでいます。あなた方もマスク着用にご協力を!」とビシッと言い、自分一人だけでもマスクで出席すれば、それは筋を通したということで、小池株は俺の中で爆上がりしたのは間違いない。
だが実際の小池氏は、都民にはあれこれ言うくせに、アメリカ様には何も言わないダブスタであることが判明した。俺の中の小池株はストップ安である。結局、本気で感染対策しようとしているのではなく、感染対策の「ポーズ」のためにマスクを着けていることがよくわかった。