「10代でも、20代でも亡くなる方を、我々は週に1回とかは見ている」。マジかよ
10代でも、20代でも亡くなる方を、我々は週に1回とかは見ている
一般的に若者は、新型コロナで重症化・死亡しにくいとされている。それに対し、某医師がこのような内容で警鐘を鳴らした。
ここで問題になるのが、「見ている」という部分の解釈。「自分の周りでは、10~20代の人も週に1人とかは亡くなる」のか、「国全体の統計として、10~20代の人も週に1人とかは亡くなる」のか。
しかし、もし統計の話だったら、「我々は見ている」などという言い方はしない。なぜなら、統計の数字は「我々」に限らず、誰でも見ることができるからだ。つまり、この医師は「10~20代の人も週に1人とか亡くなるのを目撃している」という意味で発信したのだろう。
ところが、コロナでお亡くなりになった10~20代の方は、全国累計でも2年半で100人に満たない。単純計算すれば、全国規模で週に1人亡くなるかどうかというレベルだ。
にもかかわらず、この医師は「10~20代で亡くなる方を、週1回とかは見ている」と言っている。これはおかしい。まさか、コロナで亡くなりそうな若者の情報をキャッチするたびに、現地に飛んでいるとでもいうのか。
とにかく、この医師の周辺だけ、若者のコロナ死亡が異常な頻度で発生していることになる。この医師の近くにいる若者は、コロナで死ぬ確率が爆発的に跳ね上がるようだ。その人物が近くにいると、自分の死ぬ確率が上がる。コ○ン君みたいなものである。みんな、気をつけた方がいい。
あ、わかった! これはきっと、日本国内に限った話ではないのだ。この医師が諸外国まで飛び回っているのなら、「10~20代で亡くなる方を、週1回とかは見ている」との発言も納得である。