黙食を解除しても教室はシーン。そりゃそうなるわな
学校での黙食。新型コロナに対し、極めてローリスクである子ども達に過度の負担を強いるアホな行為である。こんなのが全国各地で堂々と行われているのだから、教育界の偉い人には馬鹿しかいないのだろうか?
しかし最近、一部の心ある学校では黙食が緩和され、食事中に喋ってもOKになってきたようである。
というか、そもそも文部科学省は、黙食を行うよう学校現場に指導などしていないそうだ。最初は市中の飲食店などで行われていた黙食を、教育現場が勝手に「輸入」して始めたのだと思われる。子どものことよりも、保身やメンツを優先させる教師どもの暴走である。
それはともかくとして、黙食が解除されたのは大変喜ばしい。子ども達は、さぞかし楽しくお喋りしながらメシを食べているのだろう。
…と思うかもしれないが、残念ながら話はそう単純ではない。せっかく黙食しなくてよくなったのに、肝心の子ども達がダンマリなケースが少なくないらしい。
そりゃそうなるわな。
これまでの3年間で、黙食ルールを破ったという理由で激しく叱責されたり、罰せられたりした子どもは多くいるだろう。食事中に喋ることを犯罪のように扱ってきたのだから、それをいきなり「今日から喋りながら食べていいですよ」と言われても、子ども達は戸惑うに決まっている。というか、「食事中に喋るのは悪」という価値観がすでに染み込んでしまったのではないだろうか。
黙食という馬鹿な行為を強いてきた教育現場のクズども。「食事中に話すな!」という指導通り、子ども達はロクに喋れない人間に成長したぞ。子ども達がそんな風に育ったのを見て、教育者として嬉しいか? 自分達の指導に誇らしさを感じるか? 答えてみろ。