「マスクには感染予防効果のエビデンスがある」。もはやどうでもいい

マスクには感染を防ぐ効果があるのか、それともないのか？　これについては諸説あって、ネット上でもしばしば論争が起きる。

マスク信者は、「感染予防効果があるとのエビデンスは、ちゃんと存在しますぅ～。マスクには効果があるんですぅ～」などとのたまう。

はぁ？　エビデンスがある？　そんなもん、もはやどうでもいいわ。

ご存じの通り、国民の大多数がマスクを着けていたにもかかわらず、今夏の第7波で感染爆発が起きた。日本が世界一の感染者数を叩き出したのも、かなり知られている。この状況で「マスクには効果がありますぅ～」などと言われても、説得力の欠片もない。

肝心なのは、国民の大多数がマスクを着けてもコロナが終わらなかったという事実だ。いくらエビデンスが存在しようが、現実社会で実感できる効果が見られなかった以上、そのエビデンスには何の価値もない。

「実験したけどうまくいかなかったなぁ～。でもこのエビデンスは絶対に正しいんですよ。現実の方が間違ってるんです」などと主張する奴がいたら、お前は何を言ってるんだと感じるだろう。これと同じである。結果を出せてこそのエビデンスだ。

ところでマスク信者は、「マスクには感染予防効果がある」とは言わずに、「マスクには感染予防効果があるとのエビデンスがある」と言うことが多い。すり替えである。同じような表現だが、意味は違うので注意が必要だ。